ジー・ウォークのコミック本『MOMOPAN』『PLUM』で活躍されているてつさんの約2年ぶり4冊目の単行本。両誌掲載作8本に加えて、巻頭カラー4頁を含む12頁の新作描き下ろし作品1本の計9本を収録しています。
 なお、単行本特典要素はその描き下ろし作品のみ。

 てつさんといえば、この業界でもてるき熊さん並のミニマム級に属する文字通りの「ちびっ子」を描く作家さんで(ただし女の子の年齢はそこそこ高いと思われ、決して園児ジャンルに属する人ではないことには注意を)、さらにそんな子がアヘ顔を晒したり、時として妊娠までしてしまうという、相当にドリーム感溢れるストーリー展開が特色の方です。

 例によって掲載段階でのレビューはやっていないので、いつもの形式で一本一本紹介していきます。

ひみつとっくん!
 「スポーツの上達にはHをするしか」という定番ネタ。ボーイッシュ少女にコーチらしき男が2人がかりで、1頁目(!)から正常位挿入→中出し(ここまでカラー)→正常位再挿入→対面座位→(フォームチェック用の)ビデオカメラにアヘ顔ピースさせ→もう一人の男がふぇらで参加→中出しぶっかけフィニッシュ、と導入部も何もなく全編やりまくり構成(まあ12頁だし)。最後のコマで少女がブルマっ子だったことがようやくわかるぐらいに、着衣要素は特に無し(半脱ぎ体操服上着のみ)。ぷに幼女への肉穴陵辱(ただしオチは爽やか)に特化したおかず作品としては上々。8点
大好きボテ妹
 学校から帰宅するなりお兄ちゃんに「報告」する妹。少女がたくし上げたスカートの下は…。命令通りにノーパン登校して濡れ濡れになったあそこを見せる妹だったが、兄は「ホントはこのボテ腹見せたくてドキドキしてたんだろっ!」と言葉攻め。既に変態快楽堕ちしている妹のエロ告白を聞きながら、立ったままの妹の割れ目を指先でいじくり、母乳も出るぺったん胸を吸う兄。さらに「ハラもエロい所もみんなに見せてやれよ」「友達とチンコどっちが大事なんだよ」と追い込んでチンコを選ばせ、対面座位挿入へ。急に「エッチな妹っでぇ、ごめっねぇ…(原文ママ)」と可愛い顔をする妹に鬼畜になりきれない兄もほだされ、最後はらぶらぶムードでキス→正常位→お尻に親指挿入→ボテ腹中出し。珍しくオチにじっくり3頁をかけたがこれは正直言って不発。1頁に圧縮できなかったかなぁ。少女が最後までランドセルをおろさないのも隠れたポイントで、正常位移行時の腰の浮き具合がボテ腹と合わさってなんとも淫靡。ボテ腹に抵抗なければおかずとしては良好。9点
美樹ちゃんの発情体験
 悪ガキ少年に引っ張られて本屋のHな本コーナーに連れていかれた少女2人。いけないことにおろおろしてしまう少女(の1人)だったが、少年らと別れて一人になった後…。公園のベンチでディープキスして盛っているカップルを目撃してしまった少女が、女が去った後に男にそれを見咎められて木陰であそこをいじくられまくり。抵抗したくても目覚めてしまった性への興味で男のなすがままになってしまい、男のディープキスを受け入れてとろけておもらししてしまったり、朦朧とする意識の中で「いっぱい、キモチよくっしてくださひっ」とおねだりしてしまったり、座位挿入で処女を失ったり、最後はアヘ顔で中出しされたり。冒頭で一緒にいた眼鏡っ子の印象が強い(少女と反対にHな本に興味津々)わりにストーリーには(当然)全く絡まないので、彼女は余計だったかも。とはいえ、ジゴロな男に快楽堕ちさせられる少女の様はなかなかのエロエロ。8点
プールへ行こう!
 (肉体的な意味ではない)育ちの良さそうなお友達とプールに行く約束をした日焼け少女。早速お母さんに連れて行ってもらおうとしたら不在で、代わりに兄に頼むも兄は金がないと拒否。そうしてるうちにお友達が迎えに来てしまって困る少女だったが、兄が用意したビニールプールで仕方なく遊ぶことに…。水着姿で水に戯れる少女達だったが、そのエロい姿に兄がいたずら開始。妹のお股めがけてホースの水を当ててよがらせ、お友達の目の前で水着を食い込ませての放尿強制。スイッチの入ってしまった妹が兄と舌を絡ませる異様な光景にお友達は逃げ帰ろうとするも、妹に無邪気に押さえ込まれて水着越しに割れ目をいじられ、放尿させられ、泣かされてしまう。うろたえて謝る妹だったが、「ホントはすっごくキモチイんだよ」と少女の前で兄に座位挿入。人前で犯されて興奮する妹から目を離せず戸惑うお友達だったが、最後はしなだれかかってきた妹にあそこをいじられ、中出しされた妹と同時絶頂へ。水着に着替えた段階で妹のエロビキニ(マイクロビキニ+股に穴)姿にお友達のツッコミが入らなかったのがツッコミどころだが(お母さんとこんな水着で公共のプール行く気じゃなかったんだよな、な?(汗))、調教済みの妹の淫乱さとそこに徐々に引きこまれていくお友達のコントラストが対照的で○。8点
プールのあとで
 続編。ソファーで寝た妹の横で、お友達が「キモチイイってホントですか?」と兄に聞く。不安そうなお友達を「大丈夫大丈夫」と兄が乳首いじり→べろちゅー→座位素股で徐々に溶かしていく。そして自ら水着を脱がさせて正常位挿入→子宮貫通でお友達がアヘ顔化→後背位→座位中出し、で快楽堕ちエンド(だけどラストは爽やかコメディ風味)。16頁を快楽堕ち物語に特化させたので、おかず度だけはかなり高い。アヘ顔に抵抗なければの条件付きだけど。9点
中身はおとこのこ!
 兄のエロ本で自慰しまくりの、精神的には男子な(ボーイッシュではない)少女。興奮しすぎて大事な本をべちゃべちゃにしてしまい、兄に怒られるが…。精神的に男過ぎて、鏡に映った自分の食い込みぱんつで興奮してしまうほどの妹の変態さに少々引き気味の兄に、さらに追い打ちをかけるように妹が(まだ経験していない)セックスをおねだり。仕方なくお股を弄ってあげるも、妹に勃起していないことを見つけられて69ふぇらへ。発射寸前まで導かれた挙句に騎乗位挿入→(声がでかいので)口元押さえられつつの後背位→鏡に映った自分の「強姦されてる風の」媚態に大興奮→外出し絶頂(あれ?)。女の子のキャラの濃さは随一で、「どーせ女の子とHなんてできないんだから、(初体験の相手は)兄ちゃんでいーんだよっ!」と言い放ったり、69ふぇらしても「うぇー、俺、ホモみたい…」と思ってたりと強烈(笑)。ただオチが空振り気味で、女の快楽に目覚めるわけでもなく、経験を生かして女の子を落としまくってるわけでもなく、(強いて言うと兄が快楽堕ちしたっぽいという)中途半端に終わってしまった感があるのは残念。7点
おねしょさくせん
 この歳になっておねしょしてしまったかと跳ね起きた兄。しかし原因は、いつの間にか布団に潜り込んでいたおねしょ癖のある妹。さらに妹は「(かぶれるから)またお股舐めてほしいの…」と…。兄のクンニが癖になってわざとおねしょしていたことを看破される妹だったが、兄の方から「もっと気持ちいい事…、…してみようぜ」と持ちかけて、キス→騎乗位素股→騎乗位挿入破瓜→キス→中出し→おもらし(筋を描く勢いはなし)。らぶらぶムードでの騎乗位Hとしては悪くはないが、ラストに失速感があるのでおかずとしては物足りず。最後は中出しされながら放物線を描くように放尿してほしかった、というのは欲張りだろうか…。6点
のーぱんつさくせん
 続編。バイト代が入ったから服を買ってやるよ、と兄に言われて笑顔ほころぶ妹。しかし、「服買いに行くんだから、着なくていいじゃん」と意味不明の無理難題を言われて、コート1枚のみの露出外出させられるはめに…。ボタンのないコートを必死で押さえつつ、見られてるかもという興奮でついつい路上オナニー失禁してしまう妹(汗)。淫乱スイッチが入ってしまった妹を無人の事務所に連れ込んで(※不法侵入)、ふぇら→口内発射→くぱぁ→挿入…としたところで人が来たので慌ててロッカーに隠れる2人。妹に挿入したまま抱き上げ、という状態で隠れながら腰を動かす兄に、妹も声を殺しながら感じまくり。最後は中出し絶頂した際の声で発見されるが…お前らなぁと言いたくなるひどいオチへ(苦笑)。発見されるかされないかというスリルを味わう定番ネタだが、兄の焦りの描写が少ないのでその要素は弱め。淫乱化した妹の痴態を堪能したいところだが、フィニッシュが右頁かつ小さめのため、そこも物足りず。6点
ナオちゃんは小さい子2
 前作に収録された「発育不良にもほどがある少女と、発育し過ぎにもほどがあるお友達と、開発した妹が育ち過ぎて萎えていたが理想体型の少女に出会えて興奮するお友達の兄」の奇妙な三角関係を描いた作品の続編。嫉妬深い妹に隠れて、スモック+バイブ装着で幼稚園潜入プレイを兄にさせられていた発育不良少女(汗)。興奮しすぎてアヘアヘ状態になってしまった少女を物陰に引き戻し、おぱんつぬぎぬぎーとしようとしたら、2人を尾行していた発育しすぎ妹(既に「お母さん」を自称して人を騙せるほどに(汗))が乱入して「…わたしとしないなら、人呼ぶから…」と脅し文句。大股開きでくぱぁして誘う妹が、お腹の上に発育不良少女を乗せてWくぱぁ状態で兄を誘い、兄が妹を強く突き込み+妹が少女のお股いじりで外出し全員絶頂へ。満足した妹はぐったりするも、おあずけ状態の少女は舌を伸ばしてちんちんをおねだりするまでに変態化が進行。最後は自分から対面座位挿入してアヘ顔絶頂するまでに。体形のギャップをありえないほどに強調しまくる構図の数々が、少女の小ささをより印象的に演出。空振り気味のオチはさて置いても(おい)、理想的な幼女体形の少女に中出しできる喜びには代えられない…まあまともに喋れないほどの淫獣化してしまってるけど(汗)。8点

 徹底して幼女体形の少女を描き続けているだけあって、絵柄はかなりこなれてきた印象。課題のストーリー面も、当たり外れ以前にストーリー有り無しの振り幅が激しすぎるもののだいぶ改善されてきたように思います。
 キャラの魅力やストーリー展開よりもシチュエーション重視の構成なので、物語的な物足りなさ以上におかずとして使いやすければ十分おつりが来る、という感じです。それだけに使いにくい(もしくは物足りない)ネームだと一気に評価が下がってしまう側面があり、質のばらつきにつながっているように思います。
 作風としては固まっている時期ですので、こうなったらこっちが「使えて使えてたまらん!」というぐらいに『尖った』方向を目指すのも今後のひとつの手かもしれません。カバーイラストを見ても、一枚絵でもかなりの破壊力を出せる才能の持ち主なだけに、今後どう進化/深化していくか、期待して待ちたいと思います。

 ストーリー面は二の次でおかず重視であること、アヘ顔耐性は必須、やってることは鬼畜だが陵辱ではない、見た目通りの園児ではない(笑)、という注意点を把握した上で、表紙にピンときたら買っても問題ないかと。

 ぷに幼女体形の貴重な描き手さんなので、大事に育ってもらいたいものです。もちろん体形じゃなくて力量の方で。