先月末発売の本なので購入がだいぶ遅くなってしまいましたが、何とか購入できましたので大幅に遅れましてのレビューとなります。ご理解のほどよろしくお願いします。

 さて今回の『ももまん』、ムーグコミックスブランドでは『らぶみるくしゃわぁ』以来ほぼ4年ぶりの新刊です。その間、三和やコアマガジンでぽっちゃりぷにぷにした女性を描き続けて確実にレベルアップしてきたイコールさんなのですが、「ぺったん子が欲しい!」という層にはやっとこの本で応えられた形です。

 ただ、収録作が07〜10年と幅が広く、ここ最近の急成長ぶりから比較してしまうとやはり画力面で若干の見劣りがしてしまうのも否定できませんし、帯には「オールロリっ娘」とありますが、意外と女の子の年齢幅が広い…かもしれないので、あくまで年齢にこだわる方は注意が必要かもしれません。

 では以下に通常形式で各作品をレビューしていきます。

いちねんせいになったら
 フルカラー4頁。風俗店のようなお部屋で、1年生と自称する女の子(?)と通学帽+ランドセルで皮むきふぇら→対面座位中出しプレイ。コスチュームの破壊力は見た目と合わさってなかなかだけど、「お店」の設定が4頁では全く描き込めないため、余計な疑念がもやもやと立ち込めてしまって女の子に集中できず弱った(汗)。7点
いじいじ
 男子ばかりの田舎の学校に転校してきた(ことが5頁目でようやくわかる)少女。教室でうとうとしているだけで、男子が集団で肉棒をお顔に擦り付けたりぶっかけたりしてくるので「コレっていじめなのかなァ…?」と不安になっていたが…。プールの授業の前に男子におへそどころか下乳首もお豆も丸見えな改造スクール水着にすり替えられていたにも関わらず、律儀にそれを着てきた少女を見て男子全員前かがみに(笑)。先生の言葉で、男子が痛いほど勃起している理由が「かわいくて大好きで」と知った少女がうれし泣きで「みんなに嫌われてるんだと思ってたよォ…」と、喜んで手やお口を駆使して皆の気持ちに応えていく少女(汗)。3本を同時に処理しつつ2人からお股を舐められていると、男子の一人が「ココ、チンコ挿れるアナじゃねェ…?」と洞窟発見。先生の許可と指示でチン長順に整列して(笑)短い者から素股→挿入→中出し→交代して後背位→前からふぇら→中出し→二穴攻め→お口で2本咥え→見開きで全員発射、と展開。集団乱交シーンはさすがの完成度なのだけど、序盤のネームの切り方に大いに疑問が残り、話にはまれず。田舎の異常性をアピールする前に、少女が何者かというのをはっきりさせるべきじゃなかったかな。逆に「村独特の性的に異常なシチュエーション」ものとしても物足りなさは否めず、中途半端感が残った。7点
ないしょミルク
 姉もの、かつたぶん中学生以上。貧乳なお姉ちゃんを、キャミ+スパッツ姿で寝ている間にこっそり胸吸い→肉棒先端口づけ→素股までしてしまうほど愛している弟くん。最近お姉ちゃんのウエストがきつくなったのを、自分が妊娠させてしまったからではないかと不安に思っていたが…。やはりソファで寝てしまった姉を69でかおにぶっかけ、そして挿入…したらさすがに起きる姉。だめだと言っても愛をささやき続けて腰も振り続ける弟に、ついに姉も陥落して中出しへ。狂おしいほどの愛、というよりはどこか抜けている姉弟もの(結局元々相思相愛だし)、という感じのからっとした雰囲気。年齢オーバーのため評価外だけど、出来は並。
いちにっさんしっ
 おばあちゃんの家の近くのプールに遊びに来たものの、自分だけ監視人のお兄さんに捕まってしまった少女。「準備体操せんか!」と怒鳴られて従うものの、「スク水体操知らんっちゃね?」と口車に乗せられ…。胸部分をめくられたり、お股を食い込まされたりしているうちに絶頂してしまう少女。消毒漕で割れ目やお豆をすりすり洗われたり、ふぇらされたり、お口に発射されてごっくんしたり、最後は「おにいさんもうとまらんけんね!」と対面座位挿入→中出し。最後は快楽堕ちっぽい展開なので凌辱色はゼロ。女の子が行為に疑問を感じつつも「東京のコは…」といちいちプライドをくすぐられて術中にはまっていく様がコミカルに描かれている。スク水凌辱をコメディタッチで表現して勢いで押し切った、という意味では悪くない出来。9点
おまうす
 家電量販店で、最近のPCマウスの高性能ぶりに感心しきりの青年。背の小さい女性の店員さんに手招きされて行ってみると、なぜか店員さんがM字開脚してつるつるのあそこを丸見えにしていて…。自分自身が新型マウスだと自称する少女(?)の出来具合を試してみる青年。格別の触り心地のお股の2ボタンを堪能し、その間のホイールをくりくり試す。マウスなのに声を上げてしまう少女(?)の可愛い反応を見つつ楽しんでいると、今度はお手入れ方法のレクチャーへ。バックからうるうるに汚れて(?)いる所に固いモノを押し付けて4頁素股。そしてフリーズしてしまった少女(?)のお口に固いモノを挿入して復帰させ、ついでに発射(おい)。最後はマウスの一番深い所にあるボタン目指して対面立位挿入→アヘ顔絶頂。自称とは書いたものの、本当に工業製品なマウス少女をいろいろお試し、というおばかだけど実用性ばっちりな展開。世界設定の突き詰めが足りない気もしないでもないけどささいなことか。エプロン姿がなかなかラブリーで、人間じゃないなら別に年齢はいいよねと思わせてくれる(爆)。9点
もん・まん
 電車内でモンスターをゲットする携帯ゲーム中の少女。隣に乗り合わせた男が「おにいちゃんもそのゲームやってるんだ」と声をかけたので気を許してしまう。その男が「本当はナイショなんだけど、実はおにいちゃんすごいモンスター持ってるんだ」と耳打ちしたので…。興味津々で目を輝かせる少女に、股間のモンスターを見せる男(おい!)。そしてそれをあっさり受け入れる少女(大汗)。少女にモンスターのタネを渡すべく、少女に協力してもらって先端舐め→先端バキュームしてもらっていると、別の男2人が参戦(まて)。男のよりも進化(笑)したモンスターを男のお膝の上に乗って手や口で受け止め、そして少女に種付けへ。座位挿入→即出し→対面座位挿入→二穴攻め+ふぇら→全員発射、と展開。少女騙し+電車痴漢ものだけどこれも陰惨さはゼロ。ただでさえありえない展開が多い電車痴漢ものに、さらにありえなさをミックスしたナンセンス展開についていけるかが鍵。ワンピースセーラー服+ツインテールの組み合わせは可愛いが、2頁目にしてランドセル(というか背負い鞄)が「消失」してしまうので、小道具にこだわる人は残念かも。8点
みみとおにいちゃん
 身体測定の時に、ぽっこりおなかを「にんぷさんみたい」と友達に言われて本気にしてしまった妹。(スケベ心の)兄に頼んで検査してもらうが…。服越しに触診→にんぷさんのための『ぱぱみるく』をお口に発射(汗)→おにゃんこの奥を指で検査→絶頂→対面座位挿入でさらに奥を検査→種付け中出し、と展開。純真すぎる妹や、妹のセリフでドキッとさせられる兄のテンドンネタなど話はしっかりしているように見えるが、終盤、種付け→受精おねだりと「普通の」展開になってしまったのが気になった。せっかくなので「妊娠していると思い込んでいる」状態は最後までキープしてほしかったな。見開きでの中出しシーンは迫力なんだけど。8点
メゾン・ド・ベリー
 住人の眼鏡サラリーマン氏にお熱の少女。手作り弁当でアプローチはかけているものの、でも彼は隣家のセクシー人妻に夢中。発展途上の身体を嘆きつつ、彼の部屋を掃除していたら…。秘蔵のえっちな本で興奮してしまった少女さんが妄想自慰→彼の帰宅後に彼の本に合わせてボンテージ姿で登場→彼を拘束(汗)→肉棒を取り出して形状を優しく解説する管理人さん→皮むきで発射→汚れてしまったぷに腋でしこしこ→発射(「私の脇を孕ませるつもりですか?」)→ボンテージを脱いで誘惑→彼が押し倒してクンニ→対面座位挿入→快感のあまり彼がプロポーズ(爆)→中出し。展開自体は定番ながらもいやらしく描けていて使い勝手もいいし(ただし「女王様プレイ」を求めると物足りない)、少女の丁寧な言葉使いでソフト攻め、みたいなセリフ回しも○。しかし、少女の設定が謎としか言いようがなく(興味のない女の子が普通に部屋に入って掃除? 帰宅後に自宅にいても何の疑問も思わない関係?)、その辺の詰めの甘さが痛い(見た目が小さいだけの管理人さんと思ったら実年齢も低い感じだし)。色々差し引くと8点止まり。
はたらくおこさまはお天気予報士
 今日も笑顔でお仕事中のお天気お姉さん…じゃなくてお天気少女の秘密とは…。本番中の緊張でおもらししてしまう少女が、休憩中にトイレのベビーベッドでいつものようにADさんとおむつ交換。以前一人でのおむつ換えに苦戦していたところを偶然目撃してしまったADさんが、「僕、下の兄弟多いんでおむつ替えできますよ!」と切り出して以来、秘密の関係が続いていたのだった。以来、ADさんに好意を抱いてしまった少女が嬉しさと興奮でおしっこ以外の液体も排出するようになってしまい、それを知ったADさんも嬉しさで勃起。以前から想いを寄せていたことを告白し、相思相愛ふぇら→ぶっかけ→69→正常位挿入→後背位→中出し、と展開するらぶらぶ話。途中からおむつとかおもらし癖とかが雲散霧消してしまったので(オチには使われたけど)、普通の「アイドルとADの密会もの」とあまり変わらなくなってしまったのが残念。小道具がディープな割にフェティッシュさに欠けてしまった。せめて絶頂時に放尿してもばちは当たらなかったかと。7点
Sweet summer lesson again
 久々に会った女の娘さんを預かる羽目になってしまった小太り青年。女の小さな頃にそっくりな娘さんが着ているぴちぴちのスクール水着にホースで水をかけたら、何とおもらし癖のある娘さんが失禁。「ママにはひみつにして…?」と頼む娘さんに、邪な気持ちで男は…。シャワーノズルで放水してお股をぐりぐり洗い→バックからお股を直接舐めてチェック(おい)→感じてしまって放尿→かつての女への劣情を娘さんにぶつけるように素股で発射→嫌がる少女に駅弁挿入→中出し→親バレせずハッピーエンド。かつての女への想いの掘り下げが弱く(そもそも幼馴染なのかクラスメートなのか戦友(爆)なのか謎)、読者が入り込みにくい状況で男だけが盛り上がってしまった印象。少女が行為の意味がわかってない、という状況をオチまで貫いたのはいい感じだし、半脱ぎのスクール水着でのHシーンは迫力満点なんだけど、8点止まり。

 全般的に言えるのは、単純なおかずとしての構図はこの時期でも十分完成されていて、フィニッシュでの見開き多用も相まって非常においしくいただけるものの、キャラや世界観の突き詰めが甘く、ストーリーに入り込みにくいのが問題点。そしてその問題点に目をつぶってもいい気にさせてくれるほどの「何か(萌え死ぬほどのキャラ作り、抜けてたまらないシチュエーション、感じ入るストーリー、濃すぎるフェティッシュさ等々…)」がなかった、というのが7〜8点評価連発の理由です。つまり、出来はいいのに『もどかしい』。
 ただまあ、コアや三和で「これで高年齢じゃなかったらなぁ…」と惜しむほどの完成度を見せるようになったのはここ1〜2年ほどですし、そういう意味では『この次』こそが真骨頂を見せられるのではないかと…って、次いつになるんだろう…?(大汗)

#逆に言えば、その「足りない何か」を補ったのが『ロリ顔爆乳』なのかもしれませんが。

 おかず目的なら買って損はないとは思うのですが、ただのおかず以上になれてない、というのは厳しいですが率直な感想であります。
 個人的には、もうちょっとネームがしっかりしていれば『メゾン・ド・ベリー』がいい感じだったのですが、やはり『おまうす』の設定のバカさ加減と実用性の高さがお気に入り。まあクリック感ばかり気にして、カーソル移動の滑らかさに関しては全く考慮されてないのがあれですが(汗)。