新戦力を続々投入してくるｉｎｏ．。
　うん、まあ、量だけでなく質が伴ってるのが一番いいのですが（汗）。

勝負シタギ？（岡田コウ）
　巻頭カラー。某誌の続編らしい（笑）。大好きな男の子に家に誘われた少女。嬉しさのあまり思わずぱんつを濡らしてしまい…（汗）。アクシデントで彼氏の前でノーパンを晒してしまった少女。色々あって押入れの中で息を殺して愛撫されたり素股されたり、顔にぶっかけられたり正常位挿入されて外出しされたり、最後は後背位で中出しされたり。少女のどじっ子かつ純情かつ何でも受け入れる途方もない懐の広さと少年の欲望一直線っぷりがなぜかかみ合った、えろえろ全開なのに不思議とリリカルならぶらぶ物語。カラー頁は分離独立してしまっているが、それも欠点とさせないＨシーンのパワフルさ。加えて「ふぇらする決意を固めるのに10分かかる（結局できない）」等のキャラ描写も話を盛り上げた。いやはや、さすが２号連続でカラー任される逸材。９点。
仔犬のしっぽとお砂糖と（ほしのふうた）
　隠れ家にしけこんだブルマ「少女」２人。入るなり濃厚なキスを交わすが…。片方はブルマ直履きの少年だったわけだが、わざわざ変装した意味があるようなないような。ブルマに包まれて固くなった肉棒を少女がいじり→発射→お互いに匂いを嗅ぎあい→マーキング（笑）→ブルマ越しにクンニ愛撫→素股絶頂→全裸になって６９愛撫→正常位挿入…に何度も失敗して（笑）挿入→即発射→騎乗位中出し。えっちと言うよりは交尾の方が表現として相応しいような、お互いに肉欲全開のえろえろ物語。匂いとどろどろ描写に力を入れているが、そこはほしのふうたなのでメルヘンチック。繰り返しになるけど、女装の必然性をあまり感じなかったので（どうせ脱がすし…）、やるならその辺の説得力がもう少し欲しかったかな。７点。ああ、ブルマの下に下着を着けないのは正しいね（爆）。　
トびっ娘（伊佐美ノゾミ）
　駅のホームで何かを探している少女。一方、何かのリモコンを拾った少年が何気なくスイッチを入れると…。人気のないホームで絶頂状態の少女を目撃して、リモコンの正体を知った少年が、少女をトイレに連れ込んで思わず脅迫…してみたら少女がとんでもないマゾ気質であることが発覚（既に調教済み）。少女の意向で（笑）レクチャーを受けながらバックから挿入して童貞喪失。百戦錬磨の少女が後背位から座位に変更して元童貞君の上で腰を躍らせまくり、中出しで絶頂。少女と離れたくないばっかりにご主人様ぶる童貞少年と、脅迫されているはずなのに手の平の上で少年を操る淫乱マゾ少女、という構図が面白い。まあえてしてマゾヒストって凄い我がままだったりするらしいですが。９点。
ももいろさくらんぼ（きりりん）
　新連載。図書室で密会する少年と少女。双方ともＨには積極的だが、少年にはどうしても姉との「あの時」の光景がちらついて…。恋人の少女との蜜月（図書室で黒タイツを脱いでお尻で誘う少女に後背位挿入、体育倉庫でポニテブルマに騎乗位挿入中出し）と、少年の能天気つるぺた姉（たぶん中学生）に受けた強烈なフェラチオ体験がクロスオーバー。徹底的にふぇらを拒む彼女と、気持ちよければ何でもいい姉との対比を見せつつ、彼女に無理やりぶっかけて完全に怒られる少年…というところで次回へ。２つの時間軸が同時進行しつつラストへ向かうかなり凝った構成を見せつつも、きっちり（ぶっかけものだが）迫力のフィニッシュを見せるという、作者のポテンシャルの高さを存分に見せつけた。次回も期待しつつ９点。ところで、ところどころコマが妙に白いのは演出なんだろうか…？　演出ならそれはそれで納得ではあるんだけど、原稿の未完成にも見えなくもなく…（汗）（リボンのトーンがあったりなかったり…）。
もみじ桃色忍法帳！（がたやん）
　突如としてドジっ子くノ一に命を狙われたアキバ系青年。人違いな上に、あまりにもドジすぎてあっけなくお縄になったが、「煮るなり焼くなり好きにしろ！」と強がる少女のお尻のぴちぴちさに思わず…（笑）。ふんどしをずらしてあそこをいじり、ない胸を吸って勢いに任せて挿入。忍者としての自分と乙女の自分の狭間で揺れ動いていた少女の気持ちを知った青年が、中盤は優しく腰を動かして見開き中出しフィニッシュ…と思いきや、愛を知ってしまった忍者と、生身の少女の良さを知ってしまった青年（笑）の爛れた日常が始まったところで次回へ。連載だったのかこれ！（汗）　９点。ふんどし属性の人にはちょっと残念だったかも（笑）
突撃マイハート！（滑々饅頭蟹）
　初登場。憧れの少年は超セレブ。身分の違いに打ちのめされっぱなしの少女だったが、ある日少年を含むセレブ達が集うクラブ活動を覗き見すると…。実は将来のコネ作りのための乱交パーティだったそのクラブ活動に巻き込まれ、知らない少年によって処女喪失の危機…の直前に憧れの彼の名を呼んだことでめでたくゴールイン。クラブの会長の少女を交えての騎乗位３Ｐで中出しフィニッシュ。ストーリー展開が若干「くさい」ところがあり、キャラ作りもまだまだかな。今後どれだけ伸びてくるか期待するとして、とりあえずは厳しく６点。
discipline（てっちゃん）
　密かに交際中な社長の娘と従業員の男。二人っきりになった仕事場で「さっきの続き」を…。中出しされたお尻を見せ付けて挑発するも、強気に出た男の前にあっけなく立場逆転。放出我慢プレイ状態で前に挿入されて、我慢しきれずにお尻から大放出。たがの外れた少女にさらに後ろから挿入して膣内放尿→全身ぶっかけ。クライマックスが真ん中に来てしまったので、ラストが少々大人しくなってしまったのが残念かな。７点。
上海児童劇団（ＫＥＮ）
　少年少女が舞台で繰り広げる３つの物語。『マッチ売りの少女』は（お約束のように）春を売り、『アリとキリギリス』は夏に交尾するキリギリスと冬に交尾するアリの話に（汗）、『白雪姫』は眠ったまま小人に集団レイプされて王子様の中出しで目覚める。クライマックスを持たない作風を逆手に取ったショートストーリーだが、まあありがちと言えばありがち。珍しくぱんつがあまり汚れないのが見どころか（爆）。６点。ちなみに、表題の上海にあまり意味はないと思うが、ここ最近の作品を見るに、作者の中では何かしらの意味があるのだろう。
つっぱしる妹（サケマス）
　運動会の練習に付き合ってよ、と兄を誘う妹。その兄が「女の子の運動能力を飛躍的に向上させる神秘の体操服」（早い話がブルマ）を着せて…。妹が開脚運動しているだけで勃起してしまった兄を見て、ため息混じりに「しょうがないなぁ」とブルマをずらしてくぱぁ（おい！）。たまらず兄が妹にぶっかけて、ブルマをずらして挿入中出し。騎乗位に転じてもう１回中出し。いつも通りの願望丸出しっぷりだが、構図自体もいつも通り抜け目がなかったりするにくい出来。７点。もちろんブルマの下はぱんつなんかはいてないぞ！（笑）（そういう風にしか見えない）
黒い森の館（みやはらみみかき）
　孤児院に視察に訪れたお嬢様。この孤児院は少女を「商品」として「出荷」する場所で、お嬢様はその「商品」の受け取りに来たのだった。そのお嬢様の前に、様々に改造を施された商品が並べられる…。爆乳Ｈカップ母乳少女やお尻だけを開発された少女、肥大クリトリス少女を見た後、本来の目的である商品、膣拡張メイド少女と対面したお嬢様が、自らの巨根をメイド少女に突き立て、さらにメイド少女のお尻に特大バイブを押し込んで同時絶頂。改造自体は非道だが、まあ幸せそうだからいいかと思わせられるほのぼのさ（おい）。Ｈの際にお嬢様が一切動かないというのも「らしく」て良かった。８点。
いたみともなえど（大川田ナン）
　生理がなかなか来ないで悩む眼鏡っ子。いつもやっている放課後の３Ｐにも参加する気にならず…。脳天気な友達が男の子を先に味見。ふぇら→騎乗位挿入→中出しの光景を見せられて股を濡らしてしまって自己嫌悪するも、男の子のナイスガイな一言にきゅんと来てバックから挿入→対面で中出しへ。ラストでの「生理が来て涙ぐむ」というのは二重の意味で意味深だが、そういう深い話にするには途中の盛り上げが足りなかったか。Ｈシーン自体も静止画気味で、厳しめに５点。
カンタン催眠術！（村田電磁）
　妻に去られたあと、娘に叱られっぱなしのダメ父。娘と仲良くなるために、怪しげな通販グッズに手を出すと…。催眠状態に落ちた娘の服を脱がし、あちこちをいじりながらさらに暗示をかける父。娘に「お父さんのこいびとになる…」と宣言させ、バックから挿入して中出しへ。催眠ものとしては娘の反応が「通常」すぎて物足りず。もう少し「落差」か「操られぶり」がないと催眠ものは機能しないかと。背景が暗いのは話の展開には合っているが、暗いなら暗いでコントラストの付け方を覚えれば、もう少しキャラが映えると思うのだが…。６点。
きもちいいこと（大庭佳文）
　初登場。初Ｈのことを思い出しながら話す少年少女。痛かったからもうしたくないと言う少女に対し、気持ちよかったからまたしたいという少年。そこで少女は「キスをいっぱいしてくれたら」と条件を出す…。双方下着姿でキス→下着越しに愛撫→ぱんつを脱がせてクンニ→正常位挿入→中出しとＨシーン自体は割と淡白だが、初々しさを逆にかもし出していて悪くはない。挿入とグラインドに快感を感じる少年と、キスとハグに快感を覚える少女の感覚の違いがさりげなく描写されていて興味深かった。問題はこれから先どういう路線で行くかどうか。この路線ばかりでは、実用性が伴っていかないときついかも…。７点。

　そうだよね、カ○カワなんかで仕事すると心が汚れるよね（爆）。

　次号は巻頭カラーが犬星。岡田コウ、ゴージャス宝田、がたやんのエース級に、伊佐美ノゾミ、てっちゃん、無有利安…えええええ！？　無有利安が参戦だとぉ！？　こいつは注目だ、フリーダム過ぎるｉｎｏ．の誌風にあってどんな女装少年を出してくるか…（爆）。
　あとハッチも登場。