ということで新創刊なわけですが…のっけから犬星が不在! ゴージャス宝田は実質隔月掲載だった!(連載と近況漫画を交互に掲載…ってどんだけVIP待遇ですか(汗)) と、1号目から波乱の船出に。
 なお、表紙の紙質が変わりました。

しゃせい日和(いぬぶろ)
 付録小冊子掲載8頁。大好きな美大生のお兄ちゃんと公園に出かけた少女。お兄ちゃんのお膝の上で…。2頁目から「膝上から筆で肉棒くすぐられプレイ」という急展開(笑)。そのままごしごしとしごかれて白い絵の具、ではないものをぶちまける。その後はやや強引に座位→後背位中出し。ありがちかつあっさり味なので7点かなぁ。今後に期待ということで。
真昼過ぎのあひるぐち(滑空)
 巻頭カラー4頁+モノクロ24頁。カラオケボックス内でらぶらぶいちゃいちゃする少女と青年、の少し前の話。といってもやることは同じ(汗)。指で徹底的にいじった後、やや少女主導で素股→青年がプロポーズ発射(笑)。最後は騎乗位。ページの多さを生かしてじっくりたっぷり描写したのは評価できるけど、カラー頁を「もったいない使い方」しているのが残念。とはいえ大胆抜擢には応えていたかな。8点。バカップル状態の青年と少女に対し突っ込みを入れる先輩の存在がいいアクセントに。
春に桜(伊佐美ノゾミ)
 引越し先の隣家の少女に一目惚れされ、いつの間にやららぶらぶ関係に。「夫婦になるためには、体の相性も大事だと思うんです…」と大胆にも少女が求めてきて…。後背位→騎乗位中出しときて終わりかと思いきや、たがが外れたように痴漢プレイや試着室プレイ、映画館プレイにまで発展してしまう少女のエロエロさをどどんと描写。まあコメディの範囲で収めているので淫乱ってほどでもないけど。9点
八月の花(みなすきぽぷり)
 夏休みの間に「女」になっていく少女。時間経過を「日焼け」や「朝顔」で表現しつつ、その朝顔の成長に少女の心身の「成長」を重ね合わせた意欲作。突然スカートをはかなくなった少女の真意、今まで何気なくやっていた「行為」の意味。女としての目覚めを「開花」に重ねつつも、少女「らしさ」を残したラストシーン。相手役の青年が軽い変態趣味の持ち主だったため、綺麗にまとめられるところを台無しにされた感もなくはないが(笑)、ぶっかけ派大満足のフィニッシュの迫力もあいまって10点でいいでしょ。
夜露の光りに誘われて(がたやん)
 仲の良かった隣家の兄妹の情事を目撃してしまった少女。その光景を見ながら自分で体を慰めていたが、不意に兄と目が合ってしまい…。実は全てお見通しかつ兄を想い過ぎて何でもできてしまう妹が、少女の前でランドセル背負ったまま兄のを咥え、そして背後から突かれてあえぐ。その様子を見ながら自慰する少女を同時に展開。遂に自慰では満足しきれなくなった少女が兄を求めて次回に続く。見開きをうまく活用した大迫力かつ実用的な構図、小道具のランドセル(笑)と隙なし。次回、どう展開してくるか期待。9点
妹は兄を求めるもの(ハッチ)
 あれから数年。彼女を作り、今では妹にはふぇらすらなかなかさせてくれない兄。変わってしまった兄に対応して、妹も搦め手で攻めようと…。興味がないわけではなかったアナルセックスを誘ってきた妹に、つい乗ってしまった兄。指を出し入れしたり広げたりしているうちに徐々に妹の穴に魅せられていく(笑)。そして兄妹揃ってお尻の穴の良さにはまる展開。この流れで妹に乗り換え…と思いきや、昔通りの関係を「取り戻しただけ」という絶妙な空気感がやはりハッチ。9点
少女A(KEN)
 お金を払えば誰にでもさせてくれる、という噂の少女。同級生に、教師に、そして…。淡々と、ただ淡々と少女の売春行為を描写。いつも通りの「匂い」描写も健在だが、淡々としすぎててストーリー的な盛り上がりに欠ける印象なのもいつも通り。6点
まめしば(山下クロヲ)
 駅前にいた家出少女を拾った男。宿代代わりにと少女が股を開くが、男は無反応で…。愛犬の死後勃起不全になった(笑)男が、「愛犬に似た毛並みを持つ」少女の四つん這いのお尻を見て復活(おい)。犬耳を装備した少女が、男のお尻にご奉仕したり、服従の姿勢で男を誘ったりとわんわんプレイに発展。最後は座位で発射。ラスト1頁で2段オチというのは今時どうだろう。それを除けば、いい意味で「しょうもない話」としてはまずまず。7点
おとなスイッチ(てっちゃん)
 友達の家のお泊まり会に参加しようとした少女。でもそれは単に口先だけ(汗)。本当は兄としたくてたまらない少女が、飲み物を口移しで飲ませてとせがんだり、後ろから突いてと(以下同文)。冒頭の部分があまり機能しておらず、むしろ「友達の誘いを断る」ぐらいのシンプルなので良かったような(これじゃ腹黒だし、無計画にもほどが)。まあ不安になったり翻弄されたりと「恋をしたて」の少女の多面性の表現はできてるし、使い勝手も悪くはないけど。7点
使い魔は魔王(やみなべ)
 魔法学校の試験のため、使い魔を呼び出すはずがうっかり魔王を召喚してしまった少女。ついでに使い魔になってほしいと頼む少女に対し、魔王の出した条件は…。触手陵辱ものと思いきや、少女の純真さと涙にほだされた魔王が自らロリコンをカミングアウト(爆笑)。全体にただようほのぼの感が絵柄にマッチしていて、コメディとしてもとりあえず成立している。絵柄を受け入れられるか次第だけど、使い勝手も悪くはないし。こういうのにちょっと弱いので(汗)8点
sister sale(北河瑞樹)
 「妹はいりませんか?」と自分を売りに来た少女。少女は人工的に作られた『妹少女』で、ペットと同じだから安心して「飼える」という。そして『妹少女』の遺伝子に組み込まれた数々の情報が発動して…って、そんなわけあるかー!的な設定を中途半端に真面目に描いているのが、いつものこととはいえどうもむず痒い(苦笑)。最後で、今までのは全部嘘でお兄さんに抱かれるための口実だった、ぐらいの展開で丁度いいのに、さらに寒いオチを用意してるし…。普通に描いてれば可愛い子を描けてるのに、ここ最近の「曲解したオタクの願望」を叩きつける設定の数々には、とほほとしか言いようがない。これで使えなかったら5点だけど、とりあえず使えないこともないので渋々6点
ロケットに虹がいっぱい(しんいち)
 冒頭で印象的な光景を見せたものの、中身は『雨宿りで服を脱いだ勢いでやっちゃう』もの+『実は遠くに引っ越すので別れの間際に1回抱いて欲しかった』もの。近未来の青春の一ページとしてはそこそこだが、「おいしそうな素材でだしだけ取った普通の料理」っぽい感じが。使い勝手もそんなに良くはないし。6点
少女、三里を走る(こけん)
 青年の運動不足を見かねて度々ランニングに連れ出す犬ちっくな従妹。少女に立ったフラグを見抜いた青年は(嘘じゃない、本当にフラグを見抜いてるんだ!)、一気にHシーンになだれ込ませる…。新人賞入選作なわけだけど、確かに「まだまだ」レベル。絵は可愛いもののラストに向けて絵のパワーが減退していく不思議な感覚に囚われてしまうし(力尽きた?)、途中に挟まれた小ネタが寒いし邪魔。層の厚くなってきたこの本で生き残るには、まだまだ修行が必要そう。現時点ではイラスト向きの人材止まり。6点
ハルまん開(まおまお)
 デビュー作。桜の木の下に捨てられていた(?)少女を拾った幸薄い男。自称「桜の木の精」を名乗る少女は、突然服を脱ぎだして…。癖のある絵柄はともかく、まだデッサン力が足りてない印象。「たぶんこのセリフを言わせるためにこのネタを作ったんだろうなぁ」という感じのやや強引な展開に、使いどころの乏しい構図。次号からレギュラーらしいけど、このままでは厳しい。5点

 除外はしたものの、さすがきりりん。『失恋した青年を体で慰める幼馴染』という定番ネタを捻りに捻って独自の世界を構築。今回は内容の都合上年齢高くないと成立しない話のためやむをえないが、レビューしてたらフィニッシュが右頁なのを惜しみつつも10点付けてたかも。とはいえ、これはこの作品が悪いわけじゃないけど、男の『処女信仰』というか『破瓜信仰』ってちょっと愚かしい気もする(汗)(まあ今回はこれがないとドラマが盛り上がらないけど)。
 正直な気持ち、『大賞』と『入選』の格の違いを見せ付けた印象。

 次号は、(今度こそ)犬星、(やっと)ゴージャス宝田、(ついに)田倉まひろ、がたやんのエース級に伊佐美ノゾミと…あとはまあいいか(爆)。いぬぶろの「特大ポスター全員サービス」はあるものの、漫画参加するかどうかは不明。
 で、価格は530円と旧来よりちょっぴり値上げ(その分ページ増えてますが、増えた分の質が微妙では意味がない…)。