一般扱いのコミックの紹介も随分と久しぶり…まあこの作品が一般扱いされているのも世も末のような気がします(苦笑)。

 『電撃萌王』において『小学生戦隊ペタリコン』として連載されていたものの単行本なのですが、「このままのタイトルでは単行本化できない」のでタイトルが変更されるという前代未聞の経緯を経て発売された、という曰く付きの作品。この辺に「雑誌コード」というものの摩訶不思議さを感じるのですが、それはさて置き。

 基本的には、地球を救うために選ばれた3人の少女達が変身して戦う美少女戦隊ものですが、何せ「脱げば脱ぐほど強くなる」(古っ)設定があるために、何のかんの理由をつけてコスチュームを脱がされたり溶かされたり剥がれたりと(変身途中で全裸になるのは当然(笑))、女の子が大変な目に遭うドタバタエロコメディとなっています。何しろ、1頁目からして「ぱんつ1枚で身体検査」というありえないシーンから開始されているほどです(笑)。
 あと、触手と粘液を多用します(汗)。

 一般誌の限界に挑んだ…というか超越してしまったために丸々ボツになった話があるほどの作品なので、もはや成年誌感覚で買うべき作品かと思いますよ。同人誌で培われた女の子のかわいやらしな描写の数々に加え、本当に無意味なほど精密に描きこまれた背景(爆)が、ただひたすらにドタバタするだけの話(褒め言葉)を盛り上げてます。
 ストーリー? そんなの気にしたら負けです(おい)。

 また買われる際は、メロンブックス限定発売の『オトナの事情で封印された話とか』をセットで購入することをお薦めします。「そりゃボツになるよな」としか感想の出ない文字通りモザイクかかりまくりの触手描写話に加え、カラー頁では『おとなの萌王2006冬』掲載のランジェリー型変身スーツの話も入っていてお得…いや、こっちも一般扱いで売っていいのか? 水兵ききの作品は「さわやかかつねちこいエロさ」だけど、こっちは「成年誌の流儀をギャグとして持ち込んだエロさ」なだけに…。

 これを読んで思うのは、茜新社とヒット出版はこんな逸材をなぜ野に置いておくのかということですね(笑)(コアマガジンには向いてないかも)。作風には明らかに「エロを描きたくてたまらない」という成年誌向け、というか一般誌には置いておいてはいけないデンジャラスな空気が漂うだけに、業界はあかざわREDを交換トレードで放出してでも獲得しておくべきです!(なんでやねん)

 最後に一言。
 …まあ、蚊じゃしょうがないよね(笑)。