「各地で大絶賛! 品切れ店続出!」…なーんてものは基本的に買わない私ですが、さすがにヒロインが小学3年生ではマークせざるをえません(爆)。ずっと再版かかるの待ってたんですが、不意に立ち寄った本屋で見つけたので買ってきました。
 しかしその本屋、なぜかこの本を成年指定のところに置いてました(爆笑)。

【あらすじ】「病気休職」した担任の代わりに3年1組の担任になった若手教師(童貞(爆))が、個性ありまくる3人の少女に振り回されたり心の交流をしたりするお話。

 基本的に主人公の青木と、メインヒロインの「りん」、そしてりんの友人の「黒」と「美々」、あと同僚でマドンナ的ポジションの(ただし憧れでも恋愛対象でもないのがミソ)宝院先生の5人だけで話が展開されるという、教師ものとしてはかなり思い切ったことをしています(普通児童はもうちょっと多いよな)。
 で、メインヒロインのりんがかなりの曲者で、親友を守るためとはいえ教師一人を精神疾患に追い込む恐るべき実力の持ち主。エロトークを連発して先生を挑発したりとやりたい放題。とてつもなく問題児なのですが、これが「いい子」なんですよねぇ。こりゃはまる人が続出するのもわかるわ。

 基本的に、個性の強い「萌え系」のキャラ作り(眼鏡にゴスロリに猫耳についでに百合まで(笑))やラブコメ要素ややたらと多いサービスカット(下着どころか全裸もあるし、ブルマだって旧スクだって完備だ(笑))をふんだんに盛り込んだ「今時の」作品なのですが、それだけに留まらず、「今時の」学校現場が抱える闇の部分をドラマに盛り込み、一教師の成長物語としても、少女の更生日記(?)としても読める、ただの萌え系コミックに終わらせていないのが素晴らしいです。
 
 ちょっと恋愛要素が急展開しすぎているきらいはありますが、まあ些細なこと。とりあえず買い、見たら買い。張り巡らされた伏線の回収次第では、名作の域まで突っ走る可能性を秘めた作品ですね。

 しかし、ちょっと前まではこういう「微妙な年頃」ものって、6年生ぐらいを持ってきてたんですが、今や3年生ですか…(苦笑)。

 ところで、2巻でも最終巻でもいいので、「幻の第1話&2話」を掲載してくれないかなぁ…。なんか本編に輪をかけて凄いらしいので…。