予告通り買ってきました『薺ヶ好』。まあファンディスクだからすぐ終わるだろうと思ってたのですが、甘かったです。真面目に読むとかなり分量あります。私の場合速読を駆使しましたが、それでもコンプリートまで4時間かかってしまいました。ゆっくり読んだり音声をしっかり聞いたら、その1.5??2倍はかかるかもしれません。

 内容は、ネル作品の後日談シナリオ『薺ヶ好』『わかばの頃…』のメイン2本に、おまけが4+1という構成。CG枚数45+7枚、シーン23ヶ所は、豪華ブックレットのコストを考えるとかなり頑張っている分類ではないかと思います。枚数を奇妙な表現にした理由については後述。

 まず表題作の『薺ヶ好』ですが…、うーん、ちょっと物足りないというか、コンセプトに縛られて展開がおかしくなっている気がします。「7日間のお嫁さん生活の5日間は気まずくて6日目に和解して7日目に怒涛の…」というコンセプトは非常にいいのですが、じゃあ何で3??4日目にうまくいきかけているのにその夜に何もない?と疑問に思ってしまうわけですよ。5日目まで徹底的に「間が悪い」展開を押し通したなら最後の2日間が生きてくると思うんですがねぇ…。
 あと、公共空間プレイにはあまり萌えないタチですので、評価が辛くなってます(爆)。

 一方、『わかの頃…』は若葉ファンなら悶え死ねる出来。分量もありますし、起承転結もきっちりこなし、かつエロい。ツンデレというか勝気幼馴染もののツボはきっちり押さえて、しかもハッピーエンド。属性がなくてもグラッときかねません(笑)。

 じゃ、ここ的にどうかというと…まあ、おまけでエル様をいじれたし満足してます(笑)。純粋にコストパフォーマンスでいけば低いのですが、エルも結衣もストーリー中でいいポジションを確保しているので不満はないですね。

 問題点は、禁則処理ができてないこと、メインの2本でHのシチュエーションがかぶり気味なことと、CG回収率かエンディング数で出現する『???』。期待を持たせるというよりは「そこで終わるかー!」とフラストレーションがたまりかねず、ここにCG7枚割くなら、ハーレムEDを3枚でいいから拡充してほしかった…。

 あ、書き忘れてましたが、『宵待草』側にはハーレムEDが用意されてるんですよ(『碧ヶ淵』は本編が似たようなものだからナシ?(笑))。というか、これがなかったらこの作品の評価は暴落してたことでしょう(爆)。だって、『わかばの頃…』のスタッフロール後にあってもおかしくないのに入ってないし、エル様いじりでも「この話は別の機会で…」で流されてしまって、「これでこの開いてない2枠がハーレムEDでなければどうしてくれようか」と思ってたところに出現してくれました(笑)。出来はまずまずですが、やっぱりあと3枚はほしかった…。

 ということで、付属ブックレットや『???』のことを考えると、完全に『瑞井鹿央ファンディスク』です(笑)。そう考えるなら、実売5500円の価値は十分あると思います。一応限定商品ですし。ただ、エル様や結衣狙いで買うと、ちょっと厳しいかな…(特に結衣派には厳しい)。

 毎度思うのは、ちゃんと調べてるなぁということ。アイスコーヒーは大正期には存在してたし、初めて下着を身に着けた若葉の反応も当然のもの(あれは調べたというよりは「勝気幼馴染辱め萌え」な人に捧げた可能性もあるが(笑))。
 ただ、ブラジャーはちょっと違うような気がしますね。あの時代は包み込むタイプではなくて押さえつけるタイプが主流なので(その名も『乳おさえ』だし)。ショーツタイプのパンティに関しては突っ込み禁止ってことで(^^;