いやはや、買ってきちゃいましたよ(^^; 詳細はBBSに書いてあるのであまりくどくどは書きませんが、御影作品には欠かせない「秘密組織」から逃げ出してきた少女4人と、少女をかくまうことになった男のらぶらぶかつえろえろな日々を描いた作品。

 主人公の男はかなり「いいひと」なので、全体的なムードは純愛ハーレム。ちゃんと少女たちに気をつかい、いたわる姿には好感が持てました。後半で少女たちが出演させられた記録映像を見て豹変するかと思ったんですが、それもなし。純愛好きの私としては読んでて気分良かったです。

 少女たちは「秘密組織」で完璧に仕込まれているので、かなりのテクニシャン。Hシーンでは基本的に少女が主導権を握り、徹底的に「ご奉仕」してくれます。少女ものとしては極めて珍しい「母乳」要素もありますが、「秘密組織」だから何でもありですな(笑)。

 ツッコミどころは、まともに教育を受けていないはずの少女たちがインターネットの通販サイトで買い物ができたり(操作は教われば済むが、その前に字を読めるの?(笑))、その割に「寝しな」なんて言葉を知ってたり(笑)。それはまあいいとして、時折文章が読みにくいのが気になった。句点の位置がおかしかったり、一行に文章を盛り込みすぎて主語述語形容詞の関係を把握するのに、いちいち読み進めるのを止めなきゃいけなかったり。「その」が指す単語が少々前にありすぎるのもどうだろう?
 冒頭の主人公が混乱しているシーンでも、主人公以上に読者が混乱してしまうのもちと問題。読者の知らない所で勝手に登場人物同士が自己紹介を済ませられても…。

 一番の問題点は、物語のヤマがなかったこと。最後、少女たちを連れ戻しに来たヤクザに襲われ…というシーンは、あくまでも起承転結の「転」であり、その後のあってしかるべき「結」をすっ飛ばしてエピローグになだれ込まれてしまった。早い話が、安全な所まで逃げた後に何で5Pがないんですかということ(爆)。少女たちのおかげで絶倫にもなれたし、4人まとめて愛し合ってこそハッピーエンド直前のクライマックスにふさわしいシーンになるのに…。

 御影作品のもう一つのポイントである「主人公の超絶設定」に関しては、今回は冒頭から「この人には裏がありますよ」ということを散々匂わせているので、心の準備ができている分すんなり受け止められたのは良かったかな。

 全体的には良作の分類には入るとは思いますが、やはりラストの収まりの悪さが響いて7点。5Pさえあれば9点は狙えただけに、実に惜しい。